賃貸におすすめのスマートロック6選を鍵屋が比較!工事不要・後付け製品【2026年版】

賃貸におすすめのスマートロック6選を鍵屋が比較!工事不要・後付け製品【2026年版】
カギのとみなが代表 冨永誠二郎

この記事の執筆・内容確認

カギのとみなが代表 冨永 誠二郎

長崎県で創業20年以上の鍵屋「カギのとみなが」代表。鍵や錠前を扱ってきた経験をもとに、適合条件、非常時の備え、防犯面を踏まえて内容を確認しています。

※各製品の価格・機能・対応条件は、確認時点のメーカー公式情報をもとに比較しています。

代表者・運営者情報を見る

賃貸住宅でも、既存のサムターンにかぶせる後付けタイプであれば、ドアへ穴を開けずにスマートロックを取り付けられる場合があります。

ただし、鍵屋の立場から見ると、スマートロックは「工事不要」と書かれているだけで選ぶのはおすすめできません。サムターンの形状や周囲のスペースだけでなく、鍵の回転の重さ、ドア枠やハンドルとの干渉、電池切れや本体故障時の開け方まで確認する必要があります。

賃貸住宅では、両面テープを剥がした後の跡やドア表面への影響、玄関の外側へ設置する認証パッドが共用部分として扱われる可能性にも注意が必要です。また、本体だけでは指紋認証や遠隔操作が使えず、必要な認証端末やハブをそろえると、想定より総額が高くなる製品もあります。

この記事では、鍵や錠前を扱う鍵屋の視点から、現在公式サイトで販売されている後付けスマートロック6製品を比較します。取り付け方法、対応するサムターン、必要機器を含めた価格、スマホ以外の解錠方法、電池切れ対策、賃貸で使用する際の注意点を確認し、それぞれどのような方に向いているかを解説します。

また、5つの質問に答えることで、今回比較する6製品の中から条件に合いやすい候補を絞れる賃貸向けスマートロック診断も用意していますので、是非ご活用ください。

先に結論

  • 総合バランス:SwitchBot ロックPro
  • 費用を抑えたい:SESAME 6 Pro
  • ドア面へテープを貼りたくない:SADIOT LOCK2
  • 顔認証を使いたい:SwitchBot ロックUltra
  • 外側へ認証端末を付けたくない:Nature Lock

賃貸での許可や原状回復を先に確認したい方は、賃貸でスマートロックを使う前の許可・原状回復の注意点もあわせてご覧ください。

目次

結論|賃貸におすすめのスマートロックは目的で選ぶ

6製品を比較した結果、迷ったときに選びやすい総合型はSwitchBot ロックProです。指紋認証、遠隔操作、ダブルロックへ拡張でき、電池切れ時の微電流解錠や鉄製ドア向けの公式マグネットも用意されています。

価格を最優先するならSESAME 6 Proが有力です。確認時点では、指紋・暗証番号・ICカードへ対応するSESAMEタッチ2Proを加えても税込8,756円でした。公式マグネットや特殊サムターン用の3Dプリンター製アダプターを選べる点も、賃貸向けの強みです。

総合的に選びやすいSwitchBot ロックPro

機能、電源対策、固定方法、国内サポートのバランスを重視する人向けです。

費用を抑えたいSESAME 6 Pro

指紋・暗証番号を低予算で追加し、公式マグネットも使いたい人向けです。

テープを避けたいSADIOT LOCK2

対応錠で別売Plateを使い、ドア面への粘着を避けたい人向けです。

顔認証を使いたいSwitchBot ロックUltra

価格よりも顔認証と電池切れ対策を優先する人向けです。

外側機器を避けたいNature Lock

Nature Keyを使い、共用廊下側へ認証端末を設置したくない人向けです。

賃貸向けスマートロック6製品の比較表

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下表の「代表構成価格」は、本体価格ではなく、記事内でおすすめする認証端末や専用Keyを含めた価格です。製品ごとに含まれる機能が異なるため、価格だけではなく、固定方法と解錠方法もあわせて比較してください。

下表の価格は、本体単体の価格ではありません。記事内で代表例として紹介している認証パッドや専用Keyを含めた構成の、確認時点における税込価格です。

製品ごとに含まれる機器や利用できる解錠方法が異なるため、価格だけでなく、代表構成・固定方法・解錠方法・非常時の備えもあわせて比較してください。

製品 代表構成 代表構成の
確認時価格
固定方法 スマホ以外の解錠 公称電池寿命 遠隔操作 向いている人
SwitchBot
ロックPro
本体+
指紋認証パッド
22,980円 両面テープ
公式マグネット
指紋・暗証番号・カード 約9カ月
専用充電池で約12カ月
別売ハブ 総合バランス重視
SESAME 6 Pro 本体+
タッチ2Pro
8,756円 両面テープ
公式マグネット
指紋・暗証番号・カード 500日以上 Hub3 費用と適合範囲重視
SADIOT LOCK2 本体+
専用Key
19,800円 両面テープ
別売Plate
専用Key・NFCタグ 2本で約6カ月
4本で約1年
Hub2/Hub2M ドア面への粘着を避けたい
SwitchBot
ロックLite
本体+
指紋認証パッド
12,980円 両面テープ 指紋・暗証番号・カード 約半年 別売ハブ 低予算で指紋認証を使いたい
SwitchBot
ロックUltra
本体+
顔認証パッド
34,980円 3M NANOテープ 顔・指紋・暗証番号・カード 約12カ月 別売ハブ 顔認証と電源対策重視
Nature Lock 本体+
Nature Key 1本
32,800円 純正両面テープ Nature Key 2本で約1年
4本で約2年
対応Nature Remo 外側認証端末を付けたくない

※上記は本体単体の価格ではなく、表の「代表構成」に記載した機器を含む税込価格です。価格は2026年7月18日に各公式サイトで確認しています。セール、クーポン、カート内割引、在庫、セット内容などにより、実際の購入価格は変動します。Amazon・楽天市場などの販売価格とは異なる場合があります。

30秒で解決!あなたにぴったりの賃貸向けスマートロック診断

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あなたにぴったりのスマートロック診断!

5つの質問に答えると、今回比較した6製品の中から、条件に合いやすい候補を提案します。

1 / 5

Q1.スマートロック選びで最も重視することは?

Q2.スマホ以外では、どの方法で開けたい?

Q3.必要機器を含めた予算の目安は?

Q4.希望する取り付け方法は?

Q5.非常時の備えで重視することは?

賃貸におすすめのスマートロック6選

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ここからは、各製品を同じ基準で比較します。メーカーが示す対応率だけではなく、固定方法、必要機器を含めた価格、電池切れ時の備え、賃貸で確認したい点を中心に見ていきます。

1.SwitchBot ロックPro|迷ったときに選びやすい総合型

おすすめポイント

迷ったときに選びやすい総合バランス型。公式マグネットや指紋認証、遠隔操作にも対応しやすいモデルです。

総合バランス

固定方法・電源対策・機能拡張をまとめて選びたい人向け

本体価格
17,980円
代表構成
指紋認証セット 22,980円
固定方法
両面テープ/公式マグネット
電池
単3形乾電池4本
公称電池寿命
約9カ月
遠隔操作
別売ハブが必要

SwitchBot ロックProは、価格・機能・非常時の備えを総合的に比較したときに、最初の候補にしやすい製品です。通常は付属の粘着テープで固定しますが、磁石が付く鉄製ドアでは、公式のマグネットアクセサリーを選べます。

別売の指紋認証パッドを追加すると、指紋、暗証番号、NFCカードなどで解錠できます。遠隔操作にはSwitchBotのハブ製品が必要で、ダブルロックでは同じロックProを2台使用します。

電池は入手しやすい単3形乾電池4本で、公称電池寿命は約9カ月です。専用充電式バッテリーでは約12カ月と案内されています。低電力時には、30秒間の応急解錠を最大5回行う微電流解錠も備えています。

賃貸での長所
  • 鉄製ドアでは公式マグネットを選べる
  • 指紋認証、遠隔操作、ダブルロックへ拡張できる
  • 単3形電池と微電流解錠で電池対策を取りやすい
購入前の注意
  • 本体は電池込みで約450gと重め
  • マグネットは磁石が付くドアなど条件がある
  • 外側の指紋認証パッドは管理規約を確認する

2.SESAME 6 Pro|安さと公式マグネットを両立

価格と取付対応力を重視

本体価格を抑えながら、指紋認証・暗証番号・ICカードを追加しやすいモデルです。磁石が付くドアでは公式マグネットも選べ、特殊なサムターンは専用アダプターを相談できます。

コストパフォーマンス

低予算で指紋・暗証番号・カード解錠まで追加したい人向け

本体価格
4,928円
代表構成
タッチ2Pro込み 8,756円
固定方法
両面テープ/公式マグネット
電池
CR123A電池2本
公称電池寿命
500日以上
遠隔操作
Hub3が必要

SESAME 6 Proは、必要機器を加えた総額を抑えやすい製品です。確認時点では、本体が税込4,928円、指紋・暗証番号・FeliCa/MIFAREカードに対応するSESAMEタッチ2Proを加えて税込8,756円でした。

固定方法は付属の3Mテープに加え、磁石が付くドア向けの公式SESAMEマグネットを選べます。本体は電池込みで約186g、幅45mmと比較的スリムです。特殊形状では3Dプリンター製アダプターを相談できます。

遠隔操作にはHub3が必要です。本体、タッチ2Pro、Hub3を合計しても、確認時点では税込10,934円でした。ただし外部給電機能は確認できないため、物理鍵などのバックアップが必要です。

賃貸での長所
  • 指紋・暗証番号構成でも価格を抑えやすい
  • 公式マグネットでドア面へのテープを避けられる
  • 特殊サムターン用アダプターを相談できる
購入前の注意
  • 本体価格は確認時のセール価格で変動する
  • マグネットは磁石が付くドアに限られる
  • 物理鍵などの非常時対策が必要

3.SADIOT LOCK2|対応錠ならテープを避けて取り付け可能

ドア面へのテープを避けたい

対応する錠前であれば、別売のSADIOT LOCK Plateを使って挟み込むように固定できます。ドア面へ両面テープを直接貼りたくない賃貸住宅で検討しやすいモデルです。

原状回復を重視

対応する錠前でドア面へ粘着テープを貼りたくない人向け

本体価格
16,500円
代表構成
専用Key込み 19,800円
固定方法
両面テープ/別売Plate
電池
CR123A電池2本または4本
公称電池寿命
2本で約6カ月、4本で約1年
遠隔操作
Hub2/Hub2Mが必要

SADIOT LOCK2の特徴は、付属の両面テープだけでなく、別売のSADIOT LOCK Plateを使った挟み込み固定を選べることです。対応するサムターンでは、ドア面へ粘着テープを貼ったり穴を開けたりせずに本体を固定できます。

ただし、Plateはすべての錠前へ使えるわけではありません。サムターンカラーの形状や設置方向によっては取り付けられません。本体も、90度を超えて回転するサムターン、自動で元へ戻るサムターン、引き戸などは非対応例として案内されています。

スマートフォン以外では、別売のSADIOT LOCK Keyや付属NFCタグを使用できます。指紋認証や暗証番号に対応する公式外側端末は、確認時点では見つかりませんでした。

賃貸での長所
  • 対応錠ではPlateによる挟み込み固定を選べる
  • 専用Keyでスマートフォンを持たない家族にも対応
  • 国内鍵メーカーの知見を生かした製品
購入前の注意
  • Plateの対応錠と設置方向に制限がある
  • 指紋・暗証番号・顔認証の公式端末は確認できない
  • 電池切れ時は既存の物理鍵が必要

4.SwitchBot ロックLite|指紋認証を低予算で始めやすい

低予算で始めたい

SwitchBotシリーズを比較的低価格で導入できる入門モデルです。別売の指紋認証パッドを組み合わせれば、スマホを取り出さずに解錠できます。

指紋認証入門

SwitchBotシリーズを低予算で試したい人向け

本体価格
8,980円
代表構成
指紋認証セット 12,980円
固定方法
付属両面テープ
電池
CR123A電池2本
公称電池寿命
約半年
遠隔操作
別売ハブが必要

SwitchBot ロックLiteは、SwitchBotの指紋認証パッドを使いたいものの、ロックProほどの価格や機能を必要としない人に向いています。確認時点の指紋認証セットは税込12,980円で、指紋、暗証番号、NFCカードなどを利用できます。

本体は電池込みで約253g、CR123A電池2本で公称電池寿命は約半年です。ロックProより電池交換の目安は短いものの、本体価格を抑えられます。低電力通知と微電流解錠を備えていますが、物理鍵を持ち歩かなくてよいわけではありません。

賃貸での長所
  • 指紋認証セットの価格を抑えやすい
  • 本体がロックProより軽い
  • SwitchBotのハブや認証端末を利用できる
購入前の注意
  • 固定は両面テープが中心
  • 公称電池寿命は約半年
  • ダブルロックやマグネットの最新対応状況を購入前に確認する

電池交換の目安は、スマートロックの電池寿命と減りが早くなる原因で詳しく解説しています。

5.SwitchBot ロックUltra|顔認証と電源対策を重視する人向け

顔認証と電源対策を重視

顔認証による解錠を選べる高機能モデルです。充電式メインバッテリーに加えて予備電池と応急解錠機能を備え、電池切れへの対策も充実しています。

顔認証・高機能

価格より顔認証と電池切れへの備えを優先する人向け

本体価格
22,980円
代表構成
顔認証セット 34,980円
固定方法
3M NANOテープ
電源
充電式主電池+CR123A予備電池
公称電池寿命
約12カ月
遠隔操作
別売ハブが必要

SwitchBot ロックUltraは、別売の顔認証パッドと組み合わせて、顔、指紋、暗証番号、NFCカードなどから解錠方法を選べます。荷物で手がふさがっている場面や、家族ごとに異なる方法で開けたい場合に便利です。

電源は4200mAhの充電式メインバッテリーとCR123A予備電池で構成され、公称電池寿命は約12カ月です。主電池を充電している間は予備電池で動作しますが、公式案内では充電中のオートロックが一時的に無効になるとされています。微電流解錠による30秒間の応急動作も備えています。

マグネット固定については公式ページ間で案内が一致していません。従来のロック/ロックPro用マグネットはUltraへ使用できず、Ultra専用品は開発中とする公式サポート情報があるため、この記事では現時点でマグネット対応製品として評価していません。

賃貸での長所
  • 顔認証を含む複数の解錠方法を選べる
  • 主電池、予備電池、微電流解錠で電源対策が厚い
  • 特殊サムターン用の拡張部品がある
購入前の注意
  • 顔認証セットは税込34,980円と高め
  • 外側の顔認証パッドは管理規約を確認する
  • マグネットの対応状況は購入直前に再確認する

非常用給電はすべての製品に付いているわけではありません。詳しくは、9V電池や非常用給電へ対応するスマートロックの確認方法をご覧ください。

6.Nature Lock|外側へ認証端末を付けたくない人向け

外側へ認証端末を付けたくない

Nature Keyやスマホで操作でき、玄関の外側へ指紋認証パッドなどを設置せずに運用できます。共用廊下側への機器設置を避けたい場合の候補です。

外側機器なし・国内製造

Nature Keyを使い、共用廊下側への端末設置を避けたい人向け

本体価格
25,800円
代表構成
Nature Keyセット 32,800円
固定方法
純正両面テープ
電池
CR123A電池2本または4本
公称電池寿命
2本で約1年、4本で約2年
遠隔操作
対応Nature Remoが必要

Nature Lockは、玄関の外側へ指紋認証パッドや暗証番号パッドを設置せず、スマートフォンとNature Keyで運用したい人に向いています。共用廊下側への機器設置を避けたい賃貸住宅では、検討しやすい構成です。

電池はCR123A電池を2本または4本使用し、通常利用では2本で約1年、4本で約2年と案内されています。遠隔操作には対応するNature Remoが必要です。2026年7月には、iPhoneのスマホハンズフリー解錠にも対応しました。

一方で、適合条件は必ず細かく確認してください。サムターンのつまみ、台座、周囲の寸法、回転角度に条件があり、非対応例も具体的に案内されています。公式サポートでは、購入後に取り付けられなかったことを理由とする返品・返金は受け付けないとされています。

賃貸での長所
  • 外側へ認証端末を設置せずに運用できる
  • Nature Keyでスマートフォンを持たない家族にも対応
  • 国内で開発・製造されている
購入前の注意
  • 適合条件と非対応例が多いため事前計測が重要
  • 取付不可を理由とする返品・返金は不可
  • 固定は純正両面テープが基本

賃貸向けスマートロックの選び方|条件別のおすすめ商品も紹介

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賃貸向けスマートロックは、固定方法・取り付け可能な鍵・解錠方法・必要な総額・電池切れ時の対策から選びます。
ここでは選び方だけでなく、それぞれの条件に合う商品もあわせて紹介します。

両面テープ・マグネット・挟み込み固定から選ぶ

両面テープ

多くの製品で使える標準的な方法です。ドア表面の材質、塗装、汚れ、結露を確認し、メーカー指定のテープと圧着方法を守ります。

公式マグネット

磁石が付くドアで使用できます。SESAME 6 ProやSwitchBot ロックProが候補ですが、製品とドアの両方が対応している必要があります。

挟み込み固定

SADIOT LOCK Plateは対応錠のサムターンカラーへ挟み込みます。ドア面への粘着を避けられますが、適合する錠前は限られます。

非公式の磁石や自作部品で固定すると、落下や動作不良、メーカー保証の対象外につながる場合があります。固定方法は製品メーカーが案内する方法から選びましょう。

固定方法で選ぶなら、この3パターン

公式マグネットを使いたい

SESAME 6 Pro または SwitchBot ロックPro

磁石が付くドアで、各製品の公式マグネットが利用できる場合の候補です。

ドア面へ両面テープを貼りたくない

SADIOT LOCK2

対応する錠前であれば、別売のSADIOT LOCK Plateによる挟み込み固定を選べます。

一般的な両面テープ設置でよい

SwitchBot ロックLiteSwitchBot ロックUltraNature Lock

純正テープを使用し、ドア表面の材質や塗装、結露の有無を確認して取り付けます。

マグネットや挟み込み固定も、すべてのドアに使えるわけではありません。ドア材質と錠前の適合確認が必要です。

サムターンの形状と周囲の寸法を確認する

後付けスマートロックは、室内側のサムターンをモーターで回します。そのため、つまみがアダプターへ収まるかだけでなく、台座の高さ、ドア枠までの距離、ハンドルとの干渉、回転角度、回したときの重さを確認する必要があります。

メーカーが「99%対応」などと案内していても、すべてのドアへ取り付けられるという意味ではありません。防犯サムターン、自動で元へ戻るサムターン、複数段階で動くサムターン、引き戸などは、製品ごとに対応が異なります。

鍵屋の看板犬カギまるカギまる

写真だけでなく、サムターンの中心からドア枠までの距離と、回転角度も測ってから選ぼう。

詳しい確認項目は、スマートロックを取り付けられないドア・鍵の条件にまとめています。

取り付け対応範囲で選ぶなら

特殊なサムターン用部品を相談したい

SESAME 6 Pro

特殊な形状に対して、3Dプリンター製アダプターを依頼できる場合があります。

拡張部品の選択肢を重視したい

SwitchBot ロックUltra

拡張対応サムターンホルダーや、特定のドア向け部品が用意されています。

一般的なサムターンへ取り付けたい

SwitchBot ロックPro または SwitchBot ロックLite

ドア枠までの距離や台座の高さ、サムターンの回転の重さは事前に確認してください。

購入前の寸法確認を特に慎重に行いたい

Nature LockSADIOT LOCK2

対応寸法や回転角、非対応サムターンの条件が具体的に定められています。

メーカーが公表する対応率だけでは判断せず、サムターンの写真と寸法を確認してから購入するのが安全です。

指紋・暗証番号・顔認証・専用Keyから選ぶ

一人暮らしでスマートフォンを常に持ち歩くなら、本体だけでも運用できます。家族で使う場合は、子どもや高齢者がどの方法なら無理なく開けられるかを考えてください。

指紋認証鍵やスマートフォンを取り出したくない人
暗証番号家族や一時利用者へ番号を共有したい人
顔認証荷物で両手がふさがりやすい人
専用Key外側へ認証端末を付けたくない人

指紋認証パッドや顔認証パッドは玄関の外側へ設置します。マンションでは共用部分として扱われる場合があるため、管理規約や管理会社への確認が必要です。

解錠方法で選ぶなら

顔認証で解錠したい

SwitchBot ロックUltra

顔認証パッドを組み合わせ、スマホを取り出さずに解錠できます。

指紋・暗証番号・ICカードを低予算で追加したい

SESAME 6 Pro

SESAMEタッチ2Proを組み合わせることで、複数の解錠方法を比較的低価格で追加できます。

指紋認証と機能全体のバランスを重視したい

SwitchBot ロックPro

指紋認証に加え、遠隔操作やダブルロックへも拡張しやすい総合型です。

SwitchBotの指紋認証を低予算で始めたい

SwitchBot ロックLite

上位モデルほどの電源対策や機能を求めず、導入価格を抑えたい場合の候補です。

玄関の外側へ認証端末を付けたくない

Nature Lock または SADIOT LOCK2

Nature KeyやSADIOT LOCK Keyを使えば、指紋認証パッドを外側へ設置せずに運用できます。

ドア外側の認証端末は、マンションによって共用部分として扱われる可能性があります。設置前に管理規約を確認してください。

本体価格ではなく必要機器込みの総額で比べる

商品ページの本体価格だけでは、実際に使いたい機能までそろわないことがあります。指紋認証や暗証番号には認証パッド、外出先からの操作にはハブ、ダブルロックには本体2台が必要です。

指紋・暗証番号を使う:本体+対応認証パッド

外出先から操作する:本体+対応ハブ

ダブルロックを連動する:本体2台+必要に応じて認証パッドやハブ

同じ「セット価格」でも、顔認証を含む製品と専用Keyだけを含む製品では機能が違います。必要な解錠方法を先に決め、その機能をそろえた総額で比較してください。

予算と必要機能で選ぶなら

できるだけ費用を抑えたい

SESAME 6 Pro

指紋・暗証番号・ICカードを追加した構成でも、6製品の中では総額を抑えやすい候補です。

低予算でSwitchBotを導入したい

SwitchBot ロックLite

指紋認証パッドを含む構成でも、ProやUltraより導入費用を抑えやすくなります。

価格と機能のバランスを重視したい

SwitchBot ロックPro

最安ではありませんが、固定方法・電源対策・指紋認証・遠隔操作のバランスを取りやすいモデルです。

テープを避けるための専用部品を重視したい

SADIOT LOCK2

本体や専用Keyだけでなく、対応錠では別売Plateの費用も含めて検討します。

価格より顔認証や高機能を優先したい

SwitchBot ロックUltra

顔認証パッドや電源対策まで含めると高額ですが、他製品にはない機能を選べます。

本体価格だけでなく、認証端末・Hub・専用Key・2台目の本体・交換電池まで含めた総額で比較してください。

電池切れ・通信不良時の開け方を確認する

スマートロックは電池や通信を利用するため、通常の鍵とは異なる締め出しリスクがあります。低電力通知だけでなく、予備電池、微電流解錠、専用Key、外部給電、既存の物理鍵のうち、どの方法が使えるかを確認しましょう。

今回比較した6製品はいずれも既存の鍵穴を残す後付け型ですが、物理鍵を室内へ置いたまま外出すると非常時に使えません。メーカーが応急解錠機能を案内している製品でも、物理鍵を持ち歩く運用が基本です。

締め出しを防ぐ運用は、スマートロックの締め出し対策と、電池切れで開かないときの対処法で詳しく解説しています。

電池切れや通信不良への備えで選ぶなら

予備電源と応急解錠を重視したい

SwitchBot ロックUltra

充電式メインバッテリー、CR123A予備電池、リレー給電、微電流解錠を備えています。

入手しやすい単3電池と応急解錠を重視したい

SwitchBot ロックPro

単3形電池を使用でき、低電力時には微電流解錠による応急操作が用意されています。

メーカー公称の電池寿命を重視したい

SESAME 6 Pro または Nature Lock

SESAME 6 Proは500日以上、Nature Lockは電池4本で約2年がメーカー公称の目安です。

スマホが使えない場合に専用Keyで開けたい

Nature Lock または SADIOT LOCK2

スマホの電池切れや操作が難しい家族に備えて、専用Keyを用意できます。

どの商品を選んでも、本体故障や電池切れに備えて従来の物理鍵を携帯するのが安全です。

賃貸でスマートロックを後付けする前に確認したい4つの注意点

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工事不要の後付け製品でも、賃貸借契約、ドア外側の扱い、共用オートロック、退去時の状態によっては確認が必要です。ここでは購入前に関係する点へ絞って説明します。

管理会社への確認が必要になるケース

室内側へ純正テープで貼り付けるだけの製品でも、契約内容やドア表面の材質によって判断は変わります。ドアへの穴あけ、錠前交換、部品の取り外し、外側認証パッドの設置を伴う場合は、事前確認が必要になる可能性が高くなります。

また、管理会社が緊急時に物理鍵で解錠する運用になっている場合、スマートロックの取り付けによって室内側のサムターン操作へ影響が出ないかも確認しておくと安心です。

許可や原状回復については、賃貸でスマートロックを使用するときの確認事項で詳しく整理しています。

また、スマートロックの製品を変えれば、管理会社への確認が必ず不要になるわけではありません。

穴あけや錠前交換を行わない後付けタイプでも、ドア外側への機器設置や賃貸借契約・管理規約の内容によっては、事前確認が必要になる場合があります。商品を購入する前に、設置方法と取り外し後の状態を管理会社へ伝えて確認すると安心です。

ドア外側の認証パッドは共用部分になる場合がある

指紋認証、暗証番号、顔認証に使用する端末は、玄関ドアの外側へ設置します。集合住宅では、玄関ドアの外側や共用廊下が共用部分として扱われ、私物の貼り付けが制限されている場合があります。

認証パッドを使いたい場合は、貼り付け場所、取り外した跡、落下や盗難への対応を確認してください。外側端末を避けたい場合は、Nature LockやSADIOT LOCK2の専用Keyを使う構成も候補です。

玄関の外側へ指紋認証パッドや顔認証パッドを設置したくない場合は、専用Keyで操作できるNature LockSADIOT LOCK2が候補になります。

どちらも外側へ認証端末を付けずに運用できますが、スマホ以外の解錠方法、対応するサムターン、必要機器を含めた価格は異なります。外側機器を避けたいという理由だけで決めず、自宅の鍵へ取り付けられるかも確認してください。

共用オートロックがあると完全な鍵なし生活にならない場合がある

オートロック付きマンションでは、自室玄関をスマートロック化しても、共用エントランスへ入るための物理鍵やICタグが必要になる場合があります。

そのため、自室玄関を指紋認証や顔認証で開けられるようにしても、外出時に鍵類をまったく持たずに済むとは限りません。スマートロックを選ぶ前に、自室玄関とは別に、共用入口をどの方法で開けているかも確認しておきましょう。

また、スマートロックの電池切れや故障に備えて、自室玄関の物理鍵も携帯しておくと安心です。詳しくは、スマートロックでも物理鍵を持ち歩くべき理由で解説しています。

退去時はテープ跡とドア表面の状態を確認する

両面テープを剥がせても、ドアの塗装や化粧シートまで傷めないとは限りません。高温、低温、結露、直射日光、表面の劣化などによって、粘着剤の残り方や表面材への影響は変わります。

取り外すときはメーカーの案内を確認し、無理に本体を引っ張らないでください。入居時と設置前の写真を残し、退去前に早めに取り外して状態を確認すると対応しやすくなります。

ドア面へ両面テープを直接貼ることを避けたい場合は、対応する錠前でSADIOT LOCK Plateを使用できるSADIOT LOCK2が候補です。

磁石が付くドアであれば、公式マグネットが用意されているSESAME 6 ProSwitchBot ロックProも検討できます。ただし、マグネットや挟み込み固定はすべてのドアに対応するわけではありません。

両面テープで取り付ける場合は、純正テープを使用し、退去直前ではなく余裕を持って取り外してください。無理に剥がさず、ドア表面の材質とメーカーの取り外し手順を確認することが大切です。

賃貸向けスマートロックに関するよくある質問

賃貸住宅での許可、固定方法、物理鍵、共用オートロックなど、購入前に確認したい疑問へ回答します。

まとめ|賃貸では固定方法と非常時の開け方まで比較する

賃貸向けスマートロックは、工事不要という表示だけではなく、固定方法、サムターンへの適合、スマートフォン以外の解錠方法、必要機器込みの価格、電池切れ時の開け方まで比較して選びましょう。

  • 総合バランス:SwitchBot ロックPro
  • コストパフォーマンス:SESAME 6 Pro
  • ドア面への粘着を避けたい:SADIOT LOCK2
  • 顔認証と電源対策:SwitchBot ロックUltra
  • 外側認証端末を避けたい:Nature Lock

どの製品を選ぶ場合も、購入前に自宅のサムターンと設置スペースを測り、退去時の取り外し方法を確認してください。スマートロックだけに頼らず、非常時に使える物理鍵も携帯しておくと安心です。

購入後に後悔しやすい点も確認したい方は、スマートロックのデメリットと導入前の判断基準をご覧ください。

参考にした公式情報

賃貸におすすめのスマートロック6選を鍵屋が比較!工事不要・後付け製品【2026年版】

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